名古屋グランパス、公式長編ドキュメンタリーの第3弾。

チームの全活動に密着した1台のカメラが捉えた、真実の記録。
物語は大きく二つの構成に分けられる。

リーグ戦8位に終わった昨季からの雪辱を誓ったグランパス。

開幕前の下馬評は高くなかったが、それを覆す好調なスタートを切った。
活動初日から一度もブレることなく新しい戦術を落とし込んでいく指揮官。
それに応えるべく、コミュニケーションを図る新戦力の選手たち。
カメラはチームの戦術を落とし込むミーティングまで撮影しながら、
チームが出来上がっていく姿を克明に記録にしていく。

用意していた戦術や対策が、見事にハマり勝ち点を拾っていく姿。
好調なチームの中で、一人苦しむ選手をチーム全員で支える姿。
これからのクラブの未来を担う若手選手が成長していく姿。
歯車が徐々に噛み合い、チームは終盤戦まで上位3位を維持し優勝争いを続けていた。
そこに、予想できなかった出来事が起きる。

ここまで全試合に先発出場していたエースの海外移籍。
その穴を埋めようと、チーム全員で奮闘するが、徐々に歯車が狂い始めていく。
なんとか立て直そうとチームを鼓舞するキャプテン。
こんなに悔しいことはなかったと、責任を感じ自分に憤りを見せる新戦力。

もがき続けるチームの中で何が起きていたのか、カメラは真実の姿を捉えていく。
良い時も悔しい時も、今シーズンも共に闘い、同じストーリーを共有してくれた
名古屋グランパスのファミリーに届ける渾身の長編ドキュメンタリー作品です。